2008年5月18日(日)、種ともこ弾き語りライブ『雪月花vol.2』が渋谷7th FLOORにて行われました。お越しになられた皆さん、いかがでしたでしょうか?
今シリーズでは、開演前に季節の映像が流れます。
今回は、ゴールデンウィーク後もあって、「新緑」と「鯉のぼり」。
映像担当の寺澤祐貴さんに用意していただきました。
前半は、共演の柴草玲さん。静かに奏でられるピアノの弾き語りに浸っていると、
いつの間にか彼女特有の歌詞世界に取り込まれていました。笑いのツボも押してましたね。
さて、この後、いよいよ種ともこの登場です!
まずは、種さんが自宅で撮影した花々の映像が壁面に映し出されます。
花々に見入っていると、会場奥からスルスルと種さんが登場しました。
拍手と共に、ステージのピアノの前に座る種さん、鍵盤の音が力強く、クリアに響きます。
今号のダウンロード音源にもなっている「野いちご」を披露、
そして、8月から新たにスタートする無料ファンクラブの紹介がありました。
今年の弾き語りライブシリーズは、季節に沿って、
童謡のカバーに、種ともこのオリジナル曲が加わるという構成です。
この日の種さんの声は、とても通っており、天気は晴れだったのですが、
雨上がり、水と栄養分を充分に取り込んだ木々の葉や花のように感じられました。
力強く曲を演奏するごとに、ささやきかけるようなトークとのバランスが絶妙でした。

今回も、季節の移り変わりに気づく感覚について、前回と言葉をかえて語っていました。
今まで恋の歌を数多く歌ってきた種さんに、新しい視点が加わりつつあるのでしょうか?
「大人になると、集中力がなくなるんですね。」なんて言ってましたが、
むしろ拡がったのかもしれませんね。

また、この日の衣装のポイントはトレッキングシューズと帽子。
帽子は、何となくスナフキンを彷彿とさせませんか?
アウトドアにはまっている種さんらしいチョイスです。実は、アウトドアは、アフリカでの経験を機に長年温めていて、最近ようやく実行に移し出したのだそう。
後で聞いた話ですが、トレッキングシューズは、ペダルを踏みやすいからとのことです。
「ペダル?自転車の!」私は即座にぼけた反応をしてしまいました、ピアノのペダルだそうです。
そうですよね、でも自転車のペダルの踏みやすさも大事!と付け加えてくださいました。
自然の流れに沿って生きる。
持論ですが、若い時代というのは、時に不自然に突っ走ることがある。
実用も兼ねつつ調和がとれているという事が、自然に行われると、ストレスもなくなる。
足りないのは愛かな?
渋谷の街を歩きながら、そんなことを考えて会場に入った私は、
種さんのメッセージと衣装、そして季節のうたを聴きながら、
流れにのることを体現してみせる種ともこがかっこいいと思いました。
そこには無理した頑張りがない。妥協とも違う、むしろ冒険。
この1年の間に、着々と種ともこの新世界が育っていくと思われます。
次回もまた同じ場所になりますが、その後の計画も新しくあるようですので、どうかお楽しみに!
(デザイナー 金田一)