読書感想文と宮崎勤
何ヶ月もかかって「戦争の経済学」やっと読破。
初歩的な物珍しくもない経済学の理論を、戦争をたとえに使ってわかりやすく述べた本。らしいです。けど、その方面にうといワタシには正直きつかったです。
表やらグラフやら公式やら。わっかんない。でも
「基地があると地元経済にとってどれくらいお得なの?」
「志願兵と徴集兵とどっちが安くつく?」
「核兵器と生物兵器、どっちがコスパが高い?」
(答えが知りたい人は読んでみてください。)
など、イデオロギー、倫理観にとらわれないお金一色の論点が面白かった。ギリシャ時代のペロポネソス戦争からナポレオンの戦術、ベトナム戦争までこの一点で解析している。
ただ、どっかにちょろっと書いてあったこの言葉が気になった。
「国家の安全と軍備費との相関関係は計測されない」
えー!?そーなの〜?これってけっこうでかいことではないでしょうか?ワタシは驚きましたが。
折しも。アキバの事件をうけ(と思うけど)、宮崎勤死刑執行。たぶん、ごめんなさいとか言うこともなくこの世をあとにしたのではないかと思うのですが、こういう人を抹殺するだけで問題は解決するのでしょうか。宮崎とワタシは同年代。高度経済成長時代、シラケ世代、学歴社会、バブル、オタク世代、とそれぞれの節目でババをひきつづけた彼が至った精神のねじれに、ワタシは「理解不能」と言うことができない。
それから、ワタシがもし生きていれば20才をこえる子どもを持つ親だとしたら、この執行の空しさは言葉にならない。
posted by 種ともこ| 20:17 | コメント (2) 2008年06月18日 (水)
私も経済学にはうといのですが、模試か問題集の国語の問題の文章に「経済学者は理論的に曲がる」という一節がでてきました。その文章によると、経済学とは、確かな答えの出ない学問であると書かれておりました。(もし間違っていたらツッコミをおねがいします。)なので計測されないのかと思います。
でも軍備費を積み上げるのって友達に虚勢を張る中学生男子みたいで、嫌な感じがします。
宮崎勤元死刑囚、家族も巻き込んで不幸があったところは、気の毒に思います。死刑が確定すると悟りにも似た気持ちで日々を過ごすようになると聞いた事がありますが、彼はどうだったのでしょうか。
今の日本社会には、闇がたくさんうごめいているように感じます。豊かさの分だけ歪みも増えていくんですかね。
ずっと昔のような素朴な社会に戻れたらいいと思うのは幻想なんでしょうか。
投稿者 やすゆき : 2008年06月20日 20:11
私はこうゆう事件に関しては、結果が全てで遺族側の視点でしか見ることができません。犯人がどうゆう生い立ちで何に影響されたとか、考える余地がないです。。。
投稿者 A : 2008年06月20日 01:35










